トルティーヤ
スペイン人が見たときに本国のオムレツ風の鶏卵料理トルティージャと似ていることから、この名前で呼ぶようになった。ただし実際には、丸く薄黄色いという外見以外は共通点がない。
スペイン語の ll の発音は地域や話者により異なり、スペインでは「ジャ」行子音に近い発音を、メキシコでは「ヤ」行子音に近い発音をする人が多い。故に本稿ではメキシコの tortilla を「トルティーヤ」とする。
概要
メソアメリカでは、この文化圏で栽培化された原産のトウモロコシをアルカリ処理し、メタテ (metate) などという石皿とマノ(mano)というすり棒(写真右を参照)ですり潰した生地を薄く延ばしてテラコッタ製のコマルで焼いたものを、スペイン人に征服される以前から主食としていた。アステカでは、この薄焼きパンを、ナワトル語でトラシュカリ (tlaxcalli) などと呼んだ。
16世紀に宣教のためアメリカ大陸に渡ったベルナルディーノ・デ・サアグン (Bernardino de Sahagún) が、著書の『ヌエバ・エスパーニャ綜覧』 (Historia general de las cosas de Nueva España) 内で、当時のアステカ人の食生活を詳しく供述しており、大きさ、厚さ、食感、色などの違いからそれぞれ別名で呼ばれていた多種多様な「トルティーヤ」が存在していたことが窺える。
中南米では、キューバなどの独立が遅れた地域を除き、トルティーヤというとメキシコと同じものを指す事が多いが、パナマのトルティーヤは厚焼きでぼってりしており、むしろコロンビアやベネズエラのアレパに似ている。中南米ではスペインのトルティージャはスペイン風トルティージャ (tortilla española) や、トルタ (torta) という。なお、トルタは厚焼きのもの全般を指す事があり、ケーキなどもトルタと呼ぶことがある。なお、メキシコでは、ややフランスパンに似ていなくもないずんぐりしたパンを横半分に切って肉、アボカドの薄切り、フリホレスのペーストなどをはさんだサンドイッチをトルタと呼んでいる。
最も伝統的、かつ基本的な食べ方は、インゲンマメを煮たフリホレス・デ・オヤや、フリホレス・デ・オヤを油で炒めながらつぶしたフリホレス・レフリトスをつけて食べる。
様々な具をのせて二つに折ったものはタコス、小麦粉のトルティーヤで具を巻いたものはブリートという。具の種類は非常に多彩で、トマトやレタスなどのサラダ、挽肉を炒めたもの、チリ・コン・カルネ、アボカドで作った「ワカモレ」、チョリソなどがある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
トルティーヤとタコスの違いについてよく分かりました。
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